外国人ナレーター事務所GAIKEI Models & Narratorsは、これまでに多くの英語吹き替え・ボイスオーバーの仕事を担当してきました。SONYプレーステーション用のゲームソフトやオンラインゲーム、スマホアプリなどの外国語吹き替え、また日本のアニメーションの英語バージョンの吹き替えなどです。

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今日は、渋谷にある録音スタジオで英語吹き替えではなく、ドイツ語の吹き替え・ボイスオーバーの仕事です。

この制作会社は日本のアニメーションを外国語で吹き替えし、海外向けに発信している会社です。日本のアニメーションはご存知の通り海外で評価が高く、このような外国語吹き替え・ボイスオーバーの仕事が増えています。

このアニメーション作品も実は録音に参加するのは3回目で1週間くらい前に、チェコ語と台湾語の吹き替え・ボイスオーバーをしました。いつもは英語吹き替え・ボイスオーバーが多いのですが、アニメの設定においては無国籍な感じを表現したいということで、チェコ語とか台湾語が採用されました。その流れで今日はドイツ語のナレーターのジョージさんとスタジオに入りました。

ジョージさんは、ドイツ語ナレーターの第一人者で10年以上前からドイツ語ナレーションやドイツ語ボイスオーバーの仕事があるといつもお願いしている信頼できるプロのナレーターです。今日は「司令官」の役で原稿がA4約2枚程度、日本語からのドイツ語翻訳もこちらで担当しました。

録音ブースに入って少しテストをしてすぐ本番となり、サクサクっと録音が進み、1時間かからないで録音が終了しました。監督さんも声のトーン、キャラクターを確認しただけで、まさにイメージ通りでキャラクター作りも完成しているので感心しきりでした。「日本でこれほどのレベルのボイスアクターがキャスティングできるとは思わなかった」という非常にうれしい、外国人キャスティング冥利に尽きる言葉をいただきました。

次回の外国語吹き替え・ボイスオーバーの打ち合わせをしてスタジオをあとにしました。

プロの外国語ナレーターと一緒に仕事ができてありがたいと再認識した素晴らしい1日でした!